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商法総則・商行為法 第23条

条文
第23条(支配人の競業の禁止)
① 支配人は、商人の許可を受けなければ、次に掲げる行為をしてはならない。        
 一 自ら営業を行うこと。
 二 自己又は第三者のためにその商人の営業の部類に属する取引をすること。
 三 他の商人又は会社若しくは外国会社の使用人となること。
 四 会社の取締役、執行役又は業務を執行する社員となること。
② 支配人が前項の規定に違反して同項第2号に掲げる行為をしたときは、当該行為によって支配人又は第三者が得た利益の額は、商人に生じた損害の額と推定する。        
過去問・解説
(H20 司法 第50問 ウ)
個人の商人が選任する支配人に関し、支配人は、商人の許可を受けないで、自ら営業を行うことや他の商人の使用人となることができない。

(正答)  

(解説)
23条1項各号は、「支配人」が「商の許可を受けなければ…してはならない」行為として、①「自ら営業を行うこと」(1号)、②「自己又は第三者のためにその商人の営業の部類に属する取引をすること」(2号)、③「他の商人又は会社若しくは外国会社の使用人となること」(3号)、④「会社の取締役、執行役又は業務を執行する社員となること」(4号)を挙げている。

(H28 予備 第27問 エ)
支配人が商人の許可を受けないで自己又は第三者のためにその商人の営業の部類に属する取引をしたときは、当該取引によって当該支配人又は第三者が得た利益の額は、その商人に生じた損害の額と推定される。

(正答)  

(解説)
23条1項2号は、、「支配人」が「商の許可を受けなければ…してはならない」行為として、「自己又は第三者のためにその商人の営業の部類に属する取引をすること」を挙げており、同条2項は、「支配人が前項の規定に違反して同項第2号に掲げる行為をしたときは、当該行為によって支配人又は第三者が得た利益の額は、商人に生じた損害の額と推定する。」と規定している。
総合メモ
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