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行政事件訴訟法 第10条 - 解答モード

条文
第10条(取消しの理由の制限)
① 取消訴訟においては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができない。
② 処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない。
過去問・解説
全体の正答率 : 100.0%

(H19 司法 第37問 ア)
取消訴訟においては、行政処分の違法一般が審理の対象となるから、原告は、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることもできる。

(正答)

(解説)
行訴法10条1項は、「取消訴訟においては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定している。


全体の正答率 : 100.0%

(H24 司法 第33問 ア)
処分の取消しの訴えにおいて、原告は、処分に関係する一切の違法を理由として取消しを求めることができる。

(正答)

(解説)
行訴法10条1項は、「取消訴訟においては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定し、原告の違法事由の主張を制限をしている。
したがって、処分の取消しの訴えにおいて、原告は、処分に関係する一切の違法を理由として取消しを求めることはできない。


全体の正答率 : 16.6%

(H25 共通 第33問 イ)
取消訴訟においては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができず、原告がこの制限に触れる主張のみを行っている場合には、訴えが却下されることになる。

(正答)

(解説)
行訴法10条1項は、「取消訴訟においては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定している。
もっとも、行訴法10条1項は、本案審理に関する規定であるため、同項に反した場合には、請求が棄却されるにとどまる。
したがって、取消訴訟においては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取消しを求めることができず、原告がこの制限に触れる主張のみを行っている場合には、訴えが却下されるのではなく、請求が棄却されることになる。


全体の正答率 : 83.3%

(H25 共通 第33問 ウ)
原処分の取消訴訟と原処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合、原処分の取消訴訟においては、裁決固有の瑕疵を主張することもできる。

(正答)

(解説)
行訴法10条2項は、「処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定している。
そして、原処分の取消訴訟において裁決固有の瑕疵を主張することも同様に許されないと解されている。
したがって、原処分の取消訴訟と原処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合、原処分の取消訴訟において、裁決固有の瑕疵を主張することはできない。


全体の正答率 : 50.0%

(H26 共通 第31問 ウ)
処分の根拠法令が裁決主義を採用している場合には、裁決の取消しの訴えにおいて原処分の違法を主張することができる。

(正答)

(解説)
行訴法10条2項は、「処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定している。
もっとも、個別法で裁決の取消訴訟において原処分の違法を主張することを認める、いわゆる裁決主義を採っている場合には、裁決の取消訴訟において原処分の違法を主張することができると解されている。
したがって、処分の根拠法令が裁決主義を採用している場合には、裁決の取消しの訴えにおいて原処分の違法を主張することができる。


全体の正答率 : 100.0%

(R2 予備 第19問 ア)
原処分の取消訴訟と原処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合、裁決の取消訴訟においては、原処分の違法を理由として取消しを求めることができない。

(正答)

(解説)
行訴法10条2項は、「処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定している。
したがって、原処分の取消訴訟と原処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合、裁決の取消訴訟においては、原処分の違法を理由として取消しを求めることができない。


全体の正答率 : 80.0%

(R6 予備 第20問 ア)
処分の取消訴訟と当該処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合であっても、原告は、当該裁決の取消訴訟において、当該処分の違法を主張することが許される。

(正答)

(解説)
行訴法10条2項は、「処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない。」と規定している。
したがって、処分の取消訴訟と当該処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合、原告は、当該裁決の取消訴訟において、当該処分の違法を主張することは許されない。

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