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第89条

条文
第89条(果実の帰属)
① 天然果実は、その元物から分離する時に、これを収取する権利を有する者に帰属する。
② 法定果実は、これを収取する権利の存続期間に応じて、日割計算によりこれを取得する。
過去問・解説
(H21 司法 第3問 5)
Aが、Cに賃料毎月月末支払の約定で賃貸している家屋を、月の途中でBに贈与した場合、AB間に特段の合意がなければ、当該月の賃料は日割りによってA及びBに分配される。

(正答)  

(解説)
89条2項は、「法定果実は、これを収取する権利の存続期間に応じて、日割計算によりこれを取得する」と規定している。
したがって、Aが、Cに賃料毎月月末支払の約定で賃貸している家屋を、月の途中でBに贈与した場合、AB間に特段の合意がなければ、「法定果実」である当該月の賃料は、「これを収取する権利の存続期間に応じて」、日割りによってA及びBに分配される。
総合メモ