商法総則・商行為法第５条

一覧に戻る

前の条文次の条文

条文

編集

第5条（未成年者登記）
未成年者が前条の営業を行うときは、その登記をしなければならない。

過去問・解説

編集

（H19 司法第49問 1）
一種又は数種の営業を許可された未成年者が営業を行う場合には、登記をしなければならない。

（正答）〇

（解説）
5条は、「未成年者が前条の営業を行うときは、その登記をしなければならない。」と規定している。

メモ入力

編集

（H27 予備第27問ア）
未成年者は、商人となることができない。

（正答） ✕

（解説）
4条は、「商人」の要件である営業について規定しており、5条は、「未成年者が前条の営業を行うときは、その登記をしなければならない。」と規定している。このように、5条は、未成年者であっても4条の営業を行う者として「商人」となることができることを前提としている。したがって、未成年者も、商人となることができる。