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民法 第255条

条文
第255条(持分の放棄及び共有者の死亡)
 共有者の1人が、その持分を放棄したとき、又は死亡して相続人がないときは、その持分は、他の共有者に帰属する。
過去問・解説
(H18 司法 第26問 1)
ABが甲建物を持分各2分の1の割合で共有していた場合、Aが死亡して相続人も特別縁故者もいないときは、甲建物の所有権はBに帰属する。

(正答)  

(解説)
255条は、「共有者の1人が…死亡して相続人がないときは、その持分は、他の共有者に帰属する。」と規定している。

(H23 予備 第4問 イ)
共有者3人がそれぞれ同じ割合で共有持分を有している場合において、共有者の1人が持分権を放棄したときは、その放棄された持分の帰属は、放棄した共有者を除く共有者間の協議によって定めなければならない。

(正答)  

(解説)
255条は、「共有者の1人が、その持分を放棄したとき…は、その持分は、他の共有者に帰属する。」と規定している。

(H29 司法 第8問 ア)
AとBが甲土地を共有している場合において、Aがその共有持分を放棄したときは、Aの共有持分はBに帰属する。

(正答)  

(解説)
255条は、「共有者の1人が、その持分を放棄したとき…は、その持分は、他の共有者に帰属する。」と規定している。

(R1 共通 第10問 ウ)
A、B及びCが各3分の1の割合で甲建物を共有している場合において、Aは、その持分を放棄する場合、B又はCの同意を得る必要がある。

(正答)  

(解説)
255条は、「共有者の1人が、その持分を放棄したとき…は、その持分は、他の共有者に帰属する」と規定している。この規定は、共有者の1人が、他の共有者の同意を得ることなく自己の持分を放棄することを前提としているといえる。
総合メモ
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