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短答判例
放火罪と死体損壊罪の罪数 大判大正12年8月21日
概要
放火行為によって死体を損壊した場合、放火罪と死体損壊罪は、観念的競合となる。
判例
事案:放火行為によって死体を損壊した事案において、放火罪と死体損壊罪との罪数関係が問題となった。
判旨:「放火罪ト死体損壊罪トハ其ノ性質ヲ異ニスルヲ以テ放火行為ニ因リ死体ヲ損壊シタルトキハ1個ノ行為ニシテ2個ノ罪名ニ触ルルモノトス」
判旨:「放火罪ト死体損壊罪トハ其ノ性質ヲ異ニスルヲ以テ放火行為ニ因リ死体ヲ損壊シタルトキハ1個ノ行為ニシテ2個ノ罪名ニ触ルルモノトス」
過去問・解説
全体の正答率 : 100%
(R8 司法 第7問 3)
甲は、自己の犯行の罪証を隠滅する目的で、死体の所在する家屋に放火して、死体とともに家屋を焼損させた。甲には、放火罪及び死体損壊罪が成立し、これらは観念的競合となる。
(正答)〇
(解説)
判例(大判大12.8.21)は、放火行為によって死体を損壊した場合、放火罪と死体損壊罪は、観念的競合となる旨判示している。